分譲マンションの1月の着工戸数が前月比1.6倍程度となり、2月の販売戸数は前年同月比10%増加となった。
ひとまず、滑走路から離陸したかのような傾向を見るに、不動産へお金が流れ始めたことが想定される。
デベロップメント事業は借入なくして行えない。着工戸数が大幅に落ち込んだのも、資金を止められたことが何よりも大きい。
堰が開けられたことで、今後は一定量の着工と供給(分譲)が行われることになるであろう。
但し、落ち込み以前と比較すると半分以下とまだまだ供給が少ない。
以前の水準を明らかに上回る地域は非常に限定的で、首都圏では戸田市くらいしかない。
待っていても物件が出て来ないエリアも多いので、新築を狙うなら少し広域に物件を探すことが必要だし、入居時期を先延ばしたくないのであれば、中古も同時に検討していくことが現実的である。
最後に、先日「プレジデント」に提供した中古マンションでお値打ちの物件をランキングしたデータやグッドデザイン賞受賞物件の資産価値が高い物件などを照会しておきますので、参考にして下さい。
https://www.sumai-surfin.com/price/president/201003/index.php