沖有人のコラム 不定期
沖 有人

[第295号]地ぐらい再考(8/23)

2011年08月23日

「地ぐらい」という隠語がある。不動産業界ではよく使われる言葉だ。

大震災後の不動産市場はエリア毎の斑模様となった。
液状化、ホットスポット、標高差、地盤…がピンポイントに価値を変化させた。

「皆さんは不動産広告を見る際、どこを最初に見ますか?」

私はピンポイントに場所がどこか地図を見る。
そして「あそこかぁ」と思い浮かべた後に「いいねぇ」もあるけど、「あり得ないっ」もある。

1ブロックの違いが大きな優劣を生んでいると認識した方がいい。
調べるならば、路線価を見て欲しい。但し、この路線価は震災前の評価基準なので、現地で追加調査が必要である。

「地ぐらい」が納得できるか、熟慮熟考を促したい。

この記事の編集者

沖 有人

住まいサーフィンを運営するスタイルアクト株式会社代表取締役。 マンションに関連するベストセラー作家。テレビ出演多数。マンション購入の動画講座を無料公開している。

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