先輩マンション購入者から生の声をもらった「実録!マンション購入の失敗談」。果たしてどんな失敗が多かったのでしょうか。1位から5位まで、ランキングでまとめてみました。マンション購入の失敗、第5位はマンションの管理・自治でした。これからマンションを購入する人、同じ失敗を体験した購入者の両方にとって参考になるような「お悩み別対策」もお伝えしていきます。
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理事が何度も回ってくる・組合が成り立たない
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マンション購入前の対策は?
マンションの管理や自治会にまつわる失敗談も多くみられました。例えば、築40年の築古マンションに引っ越しをしたら、住人が高齢者ばかりで当然のように自治会行事に参加させられた人や、地域行事への参加はもちろん、当番制で班長もやらされるという戸建て顔負けのエリアも。また、小規模マンションでは数年おきに理事会の役員をやらされるや、空き部屋が多くて、必要な話合いができないというお悩みもありました。築40年程の古いマンションでしたが、全部屋リノベーションが施されており、値段以上の価値を感じて購入を決めました。入居して気がついたのは、古いマンションのため住民の平均年齢が高く、自治会などの催しが多く、参加して当たり前のような雰囲気がしんどいこと。
出典元:https://www.sumai-surfin.com/k/201512/shikujiriFudousan/article/?id=9
マンションの自治会に入る必要があり、夏になるとお祭りの準備などに参加しなければいけないため、共働きだと大変です。当番制で班長もやらなければいけないので、会議に参加するのが面倒です。戸建てではないですし、もっとドライな付き合いがしたかったです。
出典元:https://www.sumai-surfin.com/k/201512/shikujiriFudousan/article/?id=134
購入した物件が築10年近く経つマンションだったので、購入価格は安かったです…が、その分、毎月の修繕費積立金や管理費の費用がたくさんかかります。しかも、数年おきに値上げしていて、今では毎月4万円近くを支払うハメとなりました。滞納している家庭もいくつかあり、マンション理事会の理事長をやらされた際には、借金の取り立てのようなことをさせられました。
出典元:https://www.sumai-surfin.com/k/201512/shikujiriFudousan/article/?id=21
世帯数24世帯の小さなマンションだったため空き室が徐々に増え始めました。決め事など実際に住んでいないオーナーさんと話し合わなくてはならないので、時間がかかります。また、班長等の持ちまわりが頻繁に回ってくるのが難点です。
出典元:https://www.sumai-surfin.com/k/201512/shikujiriFudousan/article/?id=56
住人の年齢層とマンション規模に注意!
マンションの規模やどんな住人が多いのかによって管理組合の形も変わってきます。小規模マンションの場合、役員をする頻度は上がりますし、高齢者が多い築古マンションも同様です。また、大規模マンションでも賃貸に出されている部屋が多かったり、外国人の所有者が多い場合は、役員に指名される確率が高くなります。
一般的には、戸建てに比べると面倒な自治会行事が少ないというイメージのマンションですが、エリアによってはそうもいかないようです。周辺自治に関するお悩みは都心よりも郊外の方が多いので、エリアによる特性を考慮する必要がありそうです。最終手段はご近所へ聞き込み!
入居してみなければわからないのがこの分野の失敗ですが、唯一の防御策は事前に近隣住民に尋ねること。簡単なことではありませんが、この方法を最も推奨していたのが「マンション購入の失敗経験者」であったのも事実です。絶対に失敗したくないという人は、管理組合や周辺自治の状況をご近所さんに尋ねましょう。マンションの掲示板をチェック!
中古マンションの場合、マンションの掲示板を事前にチェックしておくことをおススメします。管理組合についての情報や周辺行事など有益な情報を得ることができますよ。様々な注意書きやトラブルが貼り出されている場合は、要注意と一般的には言われています。更にゴミ置き場や駐輪所も確認してみましょう。ゴミ置き場が荒れている、駐輪自転車に張り紙がたくさんある…というマンションは、ルールに対する感度が甘い人が多いのかな?と推測することができますね。 -
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