自分の部屋は自分の好みにすっきりアレンジしたいものです。自分らしく、居心地よく、かつこれかセの流行を先取りできれば、自慢の部屋になります。一昔前に一世を風靡したトレンディドラマでおしゃれな部屋に携帯電話を使うヒロインに、みなあこがれたものです。携帯電話は当たり前になりましたが、おしゃれな部屋はどうでしょうか。相変わらず、ものがあふれた雑然とした部屋になってはいませんか。
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いろいろなインタリアスタイルに触れてみましょう
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どのスタイルがずっと自分が居心地がよく過ごせるかを考えてみてください。
インテリアスタイルのいろいろ
インテリアのスタイルには、下記のように様々ありますが、それぞれのスタイルに固定化した定義はありません。基調は北欧で、随所にアジアンテイストを加えるなどのアレンジも可能です。図書館等でいろいろなスタイルに触れて見ましょう。ネットで家具ショップなどのサイトから好みの家具やインテリアをコピーしてみても良いでしょう。まずは多くのスタイルに触れることから始めましょう。-
アメリカン
「アーリーアメリカン」、「カントリースタイル」 -
ジャパニーズ
「純和風」、「和モダン」、「古民家風」 -
ヨーロピアン
「英国風」、「イタリア風」、「ドイツ風」、「ギリシャ風(エーゲ海風)」、「北欧風」 -
アジアンテイスト
「アジアンリゾート風(バリ風等)」、「タイ風」
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シンプル
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モダン
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アンティーク
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ナチュラル
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カジュアル
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エレガント
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カントリー
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ポップ
「自分らしさ」とはなにか
いろいろなインタリアスタイルに触れたら、どのスタイルが居心地が良いかを見極めます。相反するスタイルが好きな場合もあります。どちらを選ぶか決めかねる場合もあるでしょう。その場合はよりシンプルなスタイルをベースとして、部分的にそのほかのスタイルを取り入れる方法も考えてみてください。今好きかどうかだけでなく、ずっと自分が居心地がよく過ごせるかを考えてみてください。小さなところから試してみよう
ベッド周りとか自分のデスク周りなど、極小さな範囲で小さな部分で試して居心地の良いスペースができたと思ったら成功です。すこしずつ範囲を拡大していきましょう。
ベッド周りのアレンジの一例
ベッドカバーの工夫…カバーそのものを○○風のものにする。テープやフリンジを追加して雰囲気を変える。ヘッド部分を別布を追加して二色使いとする。
クッションを工夫する…クッションを追加するか取り替えるか、カバーをするかなど。
乱れ箱を工夫する…着替えたい服、寝る前の読みかけの新聞や雑誌や書籍などを入れておく箱があれば便利です。ベッド脇のサイドデスクを家具としてかっても良いです。
照明を工夫する…枕もとのスタンドやシェードを工夫しただけで雰囲気は変わります。
我が家の寝室はモスグリーンと濃茶色を基調色としています。どちらかといえばクラシックテイストですが、少しアジア的雰囲気も取り入れたいので、市販の安いカラーボックスのトップに棕櫚の網ゴザのような模様のシートを張って、編んだカゴをセットしています。同じシートをフットスペースの台にも張っています。
同級生に舞台装置のデザイナーがいますが、若いころ住んでいるアパートを訪問したことがあります。賃貸ですので、基本的にインテリアは変えられません。そうした限られた条件の下、普通の材料を自分で工夫して見事な室内を演出していました。お金をかけなくても自分らしさは表現できます。自分らしさを表現できたなら、それが自分のトレンドだと思います。 -
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Author:佐藤 章子 先生 (一級建築士・CFP・一級FP技能士)
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写真提供:佐藤章子一級建築士として、大手ゼネコンや住宅メーカーで設計・商品開発・不動産活用などに従事し、2001年に独立。2002年に『住まいと暮らしのコンサルタント事務所』ハウステージを設立。
「健全な住まいづくりは、健全な生涯設計に宿る…」をモットーに、ファイナンシャルプランニングと建築のハード面の双方から、住まい作りや暮らしを総合的にアドバイスしています。