10年で住み替える理由は12もあるが、その中でお金に関わる項目は以下の5つだ。
これを首都圏の平均的なマンション価格を想定して、金額例にしてみよう。
①含み益を出す 例)10%高く売る方法があるので、300万円と想定する
②住宅取得控除の期間が10年で切れる 例)買い換えると、また10年の控除が受けられる 2012年は、300万円
③10年固定金利は長期固定金利よりも低い 例)1%の違いで金利と元本の減り方の差は、10年合計約500万円になる
④フラット35Sの金利優遇は10~20年で設定されている 例)0.3%の優遇でも10年で、約150万円
⑤固定資産税の新築住宅の減額には5~7年の期限がある 例)約100万円
ここまでの合計で、③と④は併用がないので、③を採用して合計すると、1200万円となる。
②の控除は2014年には500万円(+200万円)に増額される可能性が高い。
そうすると、①を入れなくても1000万円はゆうに超える。
ちなみに、10年で住み替える理由は、残り7つある。
⑥買いたい人は10年以内を望んでいる
⑦最新設備を手に入れる
⑧共用施設は使われなくなる
⑨大規模修繕を回避する
⑩家賃は築年で安くなる
⑪生きている間に耐用年数が来てしまう
⑫瑕疵担保責任は10年で切れる
こうして、結論が以下のようになる。
【リスクとコストパフォーマンスの解決策が、10年での住み替えとなる】
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「マンションは10年で買い替えなさい」沖有人著(朝日新書)
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[第373号]「10年で住み替えると、1000万円以上お得!?」
2012年12月25日