マンション購入が人生に一度きりなんて誰がひろめてしまったのだろう。
常日頃、ワンランク上を購入するように書いていますが、これは多くの人が陥り易いことに対するアンチテーゼに他ならない。
例えば、30代で首都圏のマンションが買える人は少なくとも年収レベルで会社員の平均を上回ることは間違いないであろう。今の年収をベースにローン返済を考えることが多いが、順調に行けばその後も年収は上がることだろう。それに伴い、早期弁済をしていくと、残債務は減少スピードを速め、[転売金額-残債務]が大きくプラスになり始める。
こう考えると住み替えに最も肝要なものは、年収を上げることなのではないだろうか。
いい物件を選び、自分に合ったローンを選択し、賢い返済をしながら、年収も上げる。
時に負債額の大きさに躊躇うこともあるかもしれないが、常に上昇志向を持つことが豊かでゆとりのある生活に欠かせないことを強く意識してはいかがだろうか。
[第128号]住み替えに最も必要なもの(7/31)
2007年07月31日