<首都圏のマンション市場動向>
この発表で注目すべき事実は、供給戸数。
この半年で21,650戸になる。
これに対して、着工戸数はこれを少なくとも1万戸は上回る。
この数が隠れ在庫なので、端的にマンションは売れていない。
マンションに限っては、増税前の駆け込みも今のところない。
デベロッパーとしては、12月下旬の住宅取得控除の大幅拡大に期待を寄せるだろう。
2014年以降の引き渡しはそれでいいが、その前の在庫をどう裁くかが問題だ。
購入者側にとっては、消費税の増税を気にせず、
税制がはっきりする二か月後まで少し様子見でいいでしょう。
[第364号]「分譲マンションが売れていないことの証明」
2012年10月22日