今週の読売ウィークリーの第一特集(一番クローズアップされている特集)で、住まいサーフィンの人気物件ランキング+櫻井幸雄氏の物件評価が掲載されています。
新価格(2006年から売り出している物件価格)・旧価格(2005年から販売していた物件価格)の話など風雲急なタイムリーな話題になっています。
これについてコメントすると、一期で販売する際に全住戸の価格が決定されるので、2005年から販売していた物件は2006年から売り出されたものより割安感が出るという話です。
逆にこうした相場上昇局面を利用して、販売時期を単純に遅らせることで、便乗してより高値で売ろうという売主も出てきているので、本当にその物件の価値があるかを見極めることが重要になってきています。
ところで、今週「住宅金融公庫の金利の推移」をリンクとして追加しました。
http://www.jyukou.go.jp/news/news/kinri_suii.html#b
金利も分譲価格同様、2003年が底に緩やかな上昇基調となっています。
最近、会員数の伸びが少し鈍化していますが、この原因は上記の供給が控えられていること(先延ばしを含む)と価格・金利高騰で購入予定者が減少していることだと想定しています。
市場がまだら模様だけに、情報戦の様相を呈して来ましたので、注意深く情報を集めて、賢い選択をするようにして下さい。
[第73号]需要減退!?(04/18)
2006年04月18日