去年まで不動産は「ミニバブル」などと呼ばれていたこともあり、リゾート案件の開発用地を購入したデベも多い。
今もって考えると、バブルと違って、資産インフレを伴いながら可処分所得が増えている状況ではないので、かなり厳しい状況になってきたと言わざるを得ない。
こうした中で、リゾートのタイムシェアリングは普及が進んできている。
所有から利用へという流れの中で、リゾートに対するニーズも変化してきている証だろう。
分譲不動産の価格変動が大きい現在、融資する側から分譲事業に対してリスク管理が問われる事態となっている。
このままでは今中間期には倒産の憂き目に会う事業者も出てくるだろう。
分譲マンションにおいても、リスク管理を踏まえた新たなる業態が出てきてもらいたいものである。
[第157号]リゾートという夢(5/13)
2008年05月13日