「持ち家か賃貸か」という古典的なネタの持ち家派で出た回顧録。
6月29日(月)23:15 テレビ朝日「たけしのTVタックル」
そもそもこの程度のことがリスクだと思っているなら、買わない方がいいですよ。
論点①住宅ローンが払えなくなる恐怖という幻想
実際、住宅ローンを年収比率で25%以下の方のデフォルト率は1%未満であり、
その場合は、多重債務になっているか、大幅に年収が下がったか、しかないだろう。
銀行だって危ない人には貸さないので、その信用があるなら買うべきだ。
それは住宅の問題ではなく、自己管理の問題だろう。
もし、そうなりそうになったとしたら、家を賃貸にまわせばいい。
購入する際に、物件価格の4%以上の賃料収入が取れる物件を購入すればいい話だ。
返済は35年ローンを組んでいれば、現在の金利では返済額が賃料を上回ることはない。
論点②資産性が高い物件を選ぶのは難しいという言い訳
私の本は高くても2000円もしない。
年収の5倍以上の信用取引をするのは危険と言うなら、勉強した方がいい。
本に書いた「沖式7つの法則」を守ればいいし、
物件毎にその確率を住まいサーフィンに開示しているので、実践は簡単だ。
中古を購入するのでも、自宅査定があるので失敗することはほぼないだろう。
論点③賃貸は容易に住み替えられるという観念論
持ち家でも住み替えられる。
3か月もあれば売却は可能であり、賃貸だって1か月以上前に解約予告をするので、大した変わりはない
賃貸なら引越せばいいと言うが、礼金・敷金・保証料・引っ越し代・カーテン代を含めれば、
そんなコスト高なキャッシュアウトが大丈夫なのだろうか?
そのコストを負担するためにも、含み益を出す物件を買った方がいい。
[第440号]「TVタックルに来週出演した件」その1
2015年06月25日