住宅にエコポイントを付与する案が出ている。
これまで住宅でエコというと、戸建が先進的であった。太陽光発電などを用いてオール電化にする例が多かった。
最近では、大手ハウスメーカーがアパートでもエコを推進している。賃料は少し高くなりそうだが、光熱費は安くなると言う。
マンションでは、外断熱がポイントになってくるであろう。
過去には、REITにエコファンドが出来そうだったが実現せずに終わりを迎えたり、外断熱のマンションデベが破綻したり、エコはこれまで事業的には失敗の烙印が押された形だったと言ってもいいであろう。
体感すると、すごくいいものであることは分かってもらえたろうに、非常に残念でならない。
しかし、ここに来て体力のある財閥系デベロッパーがエコに力を入れ始めている。今後供給が増えていくことはトレンドとして読みやすい状況にある。
エコな住宅は寿命も長い。民主党の政策にも合致しており、資産がサステイナブルになっていくであろう。
販売不振を極める中、新車販売の需要喚起となったエコ政策。住宅でも同じ結果となることを期待して止まない。
[第226号]住宅にエコポイント(11/30)
2009年11月30日