沖有人のコラム 不定期
沖 有人

[第59号]第三者サービスの重要性(12/20)

2005年12月21日

構造計算偽造事件において、第三者による評価サービスの価値が問い直されそうです。

第一に、評価能力が必要だ。マンション業界における経験に裏打ちされた、売主などの評価を含めた不動産の価値を下せる人材は非常に少ないものです。

第二に、購入者のエージェントとしての倫理観の強さがあります。図面通りではない施工に対してやり直すといくらかかるかはエージェントは想定がつきます。100万円以上かかるものであれば、施工側から裏金をもらうケースもあると聞きます。つまり、数万円の内覧フィーをもらうだけでなく、裏金がプラスアルファされるわけです。こうした裏切った行為をする業者を許してはいけません。

日本で一番の眼力を持つ碓井先生のサービスは、うちが推薦できる唯一のものです。建築図面(青図)を確認する同行サービスでは耐震性もチェックされますし、これから年度末に向けて内覧会が増えますが、例年スケジュールが埋まってしまうので、予約するならば早めにされることをお勧めします。サービスの水準が大きく違いますから。

この記事の編集者

沖 有人

住まいサーフィンを運営するスタイルアクト株式会社代表取締役。 マンションに関連するベストセラー作家。テレビ出演多数。マンション購入の動画講座を無料公開している。

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