分譲マンションの購入者向けに事業主側が用意するコミュニティサイトが増えてきています。
入居前はプレコミュニティサイトとして、建築現場情報や各種説明会などとともに、入居者間コミュニティが提供されます。
入居後も管理会社からの連絡や管理組合の議事録や通知などが、ネット上で報告蓄積されていきます。
入居当時はその必要性は一部の参加者に限られたりすることもありますが、長期修繕計画などは議論の積み重ねなので、誰もが過去のドキュメンテーションが必須の状況になります。
つまり、管理・修繕の履歴がその物件の資産価値を決める傾向が強くなる中で、物件の差別化が進む可能性は高いものです。また、入居者間のコミュニティは集団での防犯体制(セキュリティ)や入居者モラルの向上へと結びつくものとなります。
費用は各戸で300円/月程度で、管理費の一部として徴収されます。
今後、新築マンションでは普及していくことが予想されます。
うちの物件には付いていないというなら、事業主に依頼するのも一考です。
なぜなら、管理組合になってから入れるのは合議制のため、かなり難しく、最初が肝心だからです。
住まいサーフィンとしては、中立的ながら心の通った運営をしてくれるシーブラッドさんを応援していきます。そのデモ画面はこちらです。
http://www.c-blood.com/demo.html
[第94号]入居者コミュニティサイト(10/2)
2006年10月02日