物件検索の広告サイトで「即入居可」で物件を探すと、全物件の3割程度が該当する。これは、広告をしている物件の3割が竣工していることを表している。
昔は竣工売りが多かったが、最近は青田売りが主流である。但し、その実態は販売が長期化する物件が多い。
財閥系のデベロッパーは安定した別事業があるので安心感が強いが、マンション専業のところは売れ行きが鈍ると事業の継続が怪しくなるので、要注意だ。
10年の瑕疵担保責任もデベロッパーの健全な経営がなければ実質的には機能していないことになってしまう。
物件の売れ行きだけでなく、その売主の売れ行きも2005年問題を前にチェックしておきたいものである。
[第23号]即入居可の販売物件は何割?
2004年12月20日