「住まいサーフィン」とは「住み替え」を意味しているので、持家を持つことだけが選択肢ではないし、持家が双六の「上がり」とは限らない。
5年前までは賃貸マンション=安普請という方程式が成り立っていたような気がする。
しかし、住宅REITや不動産ファンドは良質なストックを多く供給してきたため、様相はかなり様変わりしつつある。
賃貸住宅を選ぶなら、大規模新築賃貸マンションに割安物件があったりするので、注目しておくといい。
通常、築年数が浅い物件は賃料が高くなるが、大規模の場合には埋めるのにかなり時間がかかるために、最初の賃料は安めに設定されることがある。一度埋まると、その後の募集賃料を上げたりするので、メリットは最初だけとなる。
住宅は興味を持つ時期が限られるのが一般的ではあるが、興味を持ち続けていると「今まで以上に良好な生活環境」を実現することができる。身の回りの環境が移り行く中で最適を常に考えたいものである。
[第127号]賃貸という選択肢(7/17)
2007年07月18日