定期借地権の物件は通常の所有権と比較して新築では約15%安いと言われる。
これは物件によりまちまちだが、平均すると約2割ほど安いのが実情である。
しかし、中古になると、価格が上がることが非常に多い。
それも大手の物件に限ると、安かった分をほとんど戻すほどの価格で取引されている。
これは定期借地権に対する考え方を事実に基づいて変える必要があることを示唆している。
単純に周辺相場に対して割安に出てきた新築物件は値上がりする可能性が高い。
[第358号]「定期借地権の中古価値は?」(9/10)
2012年09月10日