2008年になり、新春のマンションマップが新聞などに出ている。
いい物件はないかと目を凝らすが、なかなか見つからない。
これも4000万円付近の価格帯がボリュームゾーンだという思い違いが供給側にあるからに相違ない。
私が「いい物件」を探す際に、気にかけているのはまずは立地である。その他の項目は立地に見合うバランスよい仕上がりかどうかという観点で見ている。
マンション立地には限界があると考えている。
端的に言うと、郊外のバス便ではマンションの商品性がほとんどないと言わざるを得ない。
今年は価格の下げどころをどの辺りにするか、立地としては郊外化への反動が焦点になってくると推測している。
前者は2006年の相場情報で、後者は物件検索で過去にその駅付近での供給実績の多寡で賢い判断をして頂ければと思う。
[第145号]マンションは立地(1/7)
2008年01月07日