鬼怒川の堤防決壊による被害は甚大である。
不動産、ひいてはマイホームの最大のリスクは災害である。
ゆえに、そのリスクが高い立地での購入は慎重にしなければならない。
こうした大きな災害が起きた場合、まずは現地に行くことをお勧めする。
その被害はリアルな現場で体感すると、戒めは絶対条件に変わる。
映像を頭で理解しても、脳は自分に都合が良く理解しようとする。
「自分は大丈夫」と歪曲されたら、それが致命傷になることがある。
私は立地のリスクをずっと唱えているが、それは震災等の被害を体感しているからだ。
そのリスクは一生涯のうちで起きない可能性もあるが、それはそれで良かったと考えよう。
いい立地の価格が高いのは、災害保険料を含んでいるのだ。
内閣府の風水害被害試算結果は以下で、マイホームの購入条件に入れた方がいい。
http://www.bousai.go.jp/fusuigai/index.html
[第450号]「マイホーム最大のリスクは災害である」
2015年09月12日