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住宅の断熱性能を高めるうえで、最も影響が大きいのが「窓」です。開口部からの熱の出入りは、住宅全体の約6~7割を占めるとも言われており、断熱性の向上には窓のリフォームが欠かせません。
とはいえ、断熱リフォームは費用面がネックになりやすく、「興味はあるけど手が出せない」という方も多いのではないでしょうか。そんな方に注目してほしいのが、「先進的窓リノベ2025事業」です。窓の断熱改修に対して、最大200万円の補助金が支給される可能性があります。
本記事では、2025年最新の先進的窓リノベ事業の補助対象・条件・申請方法などをわかりやすく解説します。
目次
1. 先進的窓リノベ事業とは?2025年版のポイントを解説
まずは先進的窓リノベ事業とはどんな事業なのかご説明します。
政府は2050年カーボンニュートラル実現等に向けて、「住宅省エネ2025キャンペーン」と呼ばれる4つの支援事業を実施することにしました。
- 住宅省エネ2025キャンペーン
- ① 子育てグリーン住宅支援事業
- ② 先進的窓リノベ2025事業
- ③ 給湯省エネ2025事業
- ④ 賃貸集合給湯省エネ2025事業
カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出を全体として実質ゼロにするということです。「排出を全体として実質ゼロ」とは、二酸化炭素などの温室効果ガスの「排出量」 から、植林・森林管理などによる「吸収量」を差し引き、その合計をゼロに近づけるという考え方になります。
先進的窓リノベ事業は、4つの支援事業の中の1つです。住宅の開口部(窓)に断熱性能を向上させるリフォームをすると、工事内容に応じて5~200万円の補助金がもらえます。
なぜ今「窓の断熱リフォーム」が注目されているのか
先進的窓リノベ事業は、断熱窓への改修による住宅の省エネ化を促すことで、以下を実現させることが目的となっています。
- 先進的窓リノベ事業の目的
- ☆ くらし関連分野のGXを加速させること(主目的)
- ● 既存住宅の早期の省エネ化
- ● エネルギー費用負担の軽減
- ● 住まいの快適性の向上
- ● 2030年度の家庭部門からのCO2排出量66%削減
- ● 「ウェルビーイング/高い生活の質」の実現
- ● 関連産業の競争力強化・経済成長
GX(グリーントランスフォーメーション)とは、カーボンニュートラルと経済成長の両立を実現するという社会変革に向けた取り組みのことです。
日本におけるGXでは、2050年までのカーボンニュートラル実現※を念頭に、2030年度に2013年度比で温室効果ガスを46%削減する(さらに50%の高みに向けて挑戦を続ける)ことを目指しています。
※温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすること
GX住宅についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
GXの話を聞くと、先進的窓リノベ事業は地球環境のためのものなのでは?と思うかもしれません。しかし、上記の目的一覧を見ても分かるように、窓の断熱リノベーションには私たちにもさまざまなメリットがあります。
地球温暖化などの影響によって、猛暑や極寒といった異常気象が多く起こるようになりました。世界情勢の影響で燃料費の高騰も続いています。「真夏・真冬は光熱費がかなり高い」「ヒートショックや熱中症が心配」という方も多いのではないでしょうか。
しかし、窓の断熱性能を向上させることで外気の影響を受けにくくなり、室内では快適な生活を送れるようになります。ヒートショック・熱中症等のリスクが減るので、健康上のメリットも大きいです。室内の結露が減り、住宅も長持ちするようになるでしょう。
リノベーションには費用がかかりますが、光熱費は削減されるので費用対効果は大きいと言えます。
家の中をもっと快適にしたい方や光熱費を節約したい方は、先進的窓リノベ事業が実施されている間に断熱リノベーションすることをおすすめします。
2025年の対象者・申請条件とは
先進的窓リノベ2025事業の補助対象者は、開口部(窓)の断熱リフォームの発注者です。補助金を受け取るための詳しい条件を見ていきましょう。
- 対象者
- ● 窓リノベ事業者と工事請負契約を締結し、窓のリフォーム工事をする方
- ● リフォームする住宅の所有者等
- 対象となる住宅
- ● 人の居住の用に供する家屋(店舗や施設は対象外)
- ● 既存住宅(建築から1年経過または人が居住したことがある住宅)
- ● 戸建て住宅または集合住宅
- 対象となる工事
- ※合計補助額が5万円以上になる必要がある。ドア交換のみの単独申請不可。
- ① ガラス交換
- ② 内窓設置
- ③ 外窓交換(カバー工法・はつり工法)
- ④ ドア交換(カバー工法・はつり工法)
- 対象となる工事期間等
- ● 工事着手が2024年11月22日~予算上限に達する(遅くとも2025年12月31日)まで
窓リノベ事業者とは、リフォーム工事を行う事業者で、この事業に参加するための登録が済んでいる事業者のことです。事業者登録していない業者にリフォームを依頼すると補助金の対象外になってしまうので注意してください。
工事請負契約をしていない工事は対象外になります。
また、補助金の対象になるためには、2024年11月22日から(遅くとも)2025年12月31日までに工事に着手しなければなりません。12月31日よりも前であっても、予算に達し次第終了です。
対象となる工事は上記に記載した4種類ですが、以下は対象外となります。
画像出典:先進的窓リノベ2025事業公式ホームページ(https://window-renovation2025.env.go.jp/)
補助金はいくらもらえる?上限・下限をチェック
先進的窓リノベ事業の一戸あたりの最大補助金額は200万円です。
補助金額は、①住宅の建て方②設置する窓・ドアの性能区分③サイズの3つの要素に応じて変わってきます。また、外窓交換とドア交換は工法によっても違います。
画像出典:先進的窓リノベ2025事業公式ホームページ(https://window-renovation2025.env.go.jp/)
同一住宅に複数回のリフォームをする場合でも、上限である200万円の範囲内であれば申請可能です。ただし、それぞれの工事が補助要件を満たしている必要があります。
具体的な補助金額の例をご紹介します。
カバー工法という工事方法によって外窓を交換すると仮定しましょう。外窓交換(カバー工法)は、戸建て・低層集合住宅(3階以下の建物)の場合はこのように金額が決まっています。
画像出典:先進的窓リノベ2025事業公式ホームページ(https://window-renovation2025.env.go.jp/)
一方で、外窓交換(カバー工法)の中高層集合住宅(4階以上の建物)の場合の金額はこのようになっています。
画像出典:先進的窓リノベ2025事業公式ホームページ(https://window-renovation2025.env.go.jp/)
カバー工法による外窓交換で、窓の性能区分をS、窓のサイズをMとします。
このとき、戸建て住宅なら補助金額は11万円、中高層集合住宅なら12.2万円になります。
なお、4階建て以上のマンションの中の2階に住んでいたとしても、中高層集合住宅の金額が適用されます。住んでいる階ではなく、建物そのものの階数によって決まるということです。
2. 2025年先進的窓リノベ事業の対象工事とは?
次に、先進的窓リノベ事業の対象工事について詳しくご説明します。
ガラス交換
ガラス交換とは、既存窓のガラスのみを取り外して、複層ガラス等に交換する工事のことです。既存サッシはそのまま利用します。
画像出典:先進的窓リノベ2025事業公式ホームページ(https://window-renovation2025.env.go.jp/)
複層ガラスとは2枚以上のガラスを組み合わせた窓ガラスのことで、普通のガラスよりも断熱効果が高いです。さらに、結露防止や紫外線カットといった効果もあります。
窓ガラスは商品によって性能が異なります。例えばLow-E複層ガラスには、冬場の断熱性を重視した「断熱タイプ」と夏場の遮熱性を重視した「遮熱タイプ」があります。また、複層ガラスの中には防犯性能が高い商品もあるので、空き巣や強盗が心配な方はそういった製品もおすすめです。
補助額(1製品あたり)は5,000円~55,000円となっています。
複層ガラスについて詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
ペアガラスのメリット・デメリットについて解説していきます。
内窓設置
内窓設置とは、既存窓の内側に新しく内窓を設置する工事、または既存の内窓を取り除いて新しい内窓に交換する工事のことです。
ただし、外皮部分に位置する既存外窓(ドア)の開口面※から屋内側へ50cm以内に平行に設置するものに限ります。出窓の取り付け部に内窓を設置する場合、出窓の形状や躯体の状況によっては補助対象にならない場合があるのでご注意ください。
※開口面とは、外窓やドアを設置するために外壁に空けられた開口に対して、周囲の壁面を延長してできる面をいいます。
画像出典:先進的窓リノベ2025事業公式ホームページ(https://window-renovation2025.env.go.jp/)
内窓は、いまある窓(外窓)はそのままにして新しく窓(内窓)を設置します。断熱効果や結露防止効果、さらには防音効果もあります。後ほど解説する外窓交換よりも工事費用は安いことが多いです。
補助額(1製品あたり)は、12,000円~106,000円となっています。
なお、内窓を設置すると、窓の開け閉めが2倍となります。頻繁に開閉する窓は、本当に二重窓にしても良いのかよく検討するようにしてください。
外窓交換(カバー工法・はつり工法)
外窓とは、住宅の外皮部分にある開口部に設置する建具のうち、屋外から施錠できない建具のことをいいます。専門用語での説明だと難しく感じますが、簡単に言うと一般的な窓のことを指しています。
先ほどのガラス交換と違って、外窓交換は窓枠(サッシ)も新しくなるのが特徴です。
外窓交換には「カバー工法」と「はつり工法」の2種類の工法があります。
カバー工法とは、既存窓のガラスを取り外し、既存窓枠の上から新たな窓枠を覆い被せて取り付け、複層ガラス等に交換する工事のことです。補助額(1製品あたり)は、戸建て住宅・低層集合住宅なら58,000円~220,000円となっています。
画像出典:先進的窓リノベ2025事業公式ホームページ(https://window-renovation2025.env.go.jp/)
一方、はつり工法とは、既存窓のガラスと窓枠を取り外し、新たな窓枠を取り付け、複層ガラス等に交換する工事のことです。戸建て住宅・低層集合住宅の補助額(1製品あたり)は、46,000円~183,000円となっています。
画像出典:先進的窓リノベ2025事業公式ホームページ(https://window-renovation2025.env.go.jp/)
カバー工法は工事が短時間(約1日)で終わり、費用も抑えられます。しかし既存の窓枠と二重になるので、窓が一回り小さくなるというデメリットがあります。
それに対して、はつり工法は既存窓を丸ごと取り替えることになるので、工事は大掛かりになり、完了まで数日かかってしまいます。費用も高額です。
現在はカバー工法が主流となっています。
外窓を交換するとサッシも新調されるため、ガラス交換よりも断熱性能や結露防止効果が高くなります。
デメリットは、ガラス交換や内窓設置と比べると高額な費用がかかってしまうことです。費用は窓の大きさや窓ガラスの性能によって大きく異なりますが、ガラス交換の費用の2倍以上はかかるでしょう。
ドア交換(カバー工法・はつり工法)
窓だけでなく、ドアの交換も先進的窓リノベ事業の対象になっています。ドアについては「住宅の外皮部分にある開口部に設置する建具のうち、屋外から施錠できる建具」と定義されているので、外と接している玄関ドアや勝手口ドアが対象です。
ただし、ドア交換は窓の工事と同時に申請した場合のみ補助金の対象になるので、ご注意ください。
ドア交換にも「カバー工法」と「はつり工法」の2種類の工法があります。
カバー工法とは、既存ドアは枠を残して取り除き、既存枠の上から新たな枠を取り付け、ドアを交換する工事のことです。補助額(1製品あたり)は、戸建て住宅・低層集合住宅なら58,000円~220,000円となっています。
画像出典:先進的窓リノベ2025事業公式ホームページ(https://window-renovation2025.env.go.jp/)
はつり工法とは、既存ドアを枠ごと取り外し、新たな枠を取り付け、ドアを交換する工事のことです。戸建て住宅・低層集合住宅の補助額(1製品あたり)は、46,000円~183,000円となっています。
画像出典:先進的窓リノベ2025事業公式ホームページ(https://window-renovation2025.env.go.jp/)
カバー工法は既存の枠と二重になるので、ドアの幅が狭くなったり下枠部分に段差が生じたりします。しかし工事は1日で終わり、費用もはつり工法より抑えられます。
ドア交換についてもカバー工法が主流です。
はつり工法はドアの大きさはキープできますが、工事をするために外壁の一部を壊すことになります。費用は高額で、工事完了まで数日かかります。
ドアを交換することで、家の断熱性能が高くなります。熱は、窓だけでなくドアからも出入りしているからです。
窓リフォームの費用やメリットについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
窓・サッシ断熱リフォームで快適な暮らし!費用やメリットデメリットを紹介
「窓・サッシの高断熱リフォーム」の費用やメリットとデメリットをご紹介します。
3. よくある質問|申請方法・併用・課税の扱いなど
最後に、先進的窓リノベ2025事業に関するよくある質問にお答えします。
先進的窓リノベ事業の申請手順は?
先進的窓リノベ事業は、工事施工業者(窓リノベ事業者)が申請をします。補助金も業者を通じて発注者(消費者)に還元されます。
発注者が行う手続きはありません。
画像出典:先進的窓リノベ2025事業公式ホームページ(https://window-renovation2025.env.go.jp/)
還元方法は以下の2つですが、原則は①の方法となっています。
- ① 補助事業に係る契約代金に充当する方法
- ② 現金で支払う方法
他の補助金(子育てグリーン住宅支援事業など)と併用できる?
先に結論を申し上げますと、先進的窓リノベ2025事業は、他の補助金と併用できる場合とできない場合があります。そのため、内容を個別に確認することが重要です。
政府が2025年に実施する住宅省エネ系の補助金事業には、先進的窓リノベ2025事業のほかに「給湯省エネ2025事業」と「子育てグリーン住宅支援事業」があります※。
※賃貸集合住宅オーナー向けの「賃貸集合給湯省エネ2025事業」は本記事では対象外とします。
「給湯省エネ2025事業」は高効率給湯器の設置に対する補助金で、先進的窓リノベ2025事業と併用可能です。
一方、併用できる場合とできない場合があるのが、「子育てグリーン住宅支援事業」です。
子育てグリーン住宅支援事業との併用について
子育てグリーン住宅支援事業は新築住宅購入に対する補助金と省エネリフォームに対する補助金の2種類に分かれます。このうち省エネリフォームはすべての世帯が対象で、対象工事には「開口部の断熱改修」が含まれています。
これについて、同一の開口部(窓など)に対する工事については、両制度の補助金を重複して受け取ることはできません。
例えばリビングの外窓を交換した工事について、子育てグリーン住宅支援事業に申請してさらに先進的窓リノベ2025事業に申請することはできないです。
すでに先進的窓リノベ事業の補助を受けている場合(必須工事の取扱い)
それでは、先に先進的窓リノベ事業で補助金をもらった後に、子育てグリーン住宅支援事業に申請することは可能なのでしょうか。子育てグリーン住宅支援事業では、「①開口部の断熱改修」「②躯体の断熱改修」「③エコ住宅設備の設置」のうち、2種類以上の工事を行うことが補助の要件です。このうち、既に先進的窓リノベ事業で補助金をもらっている場合には、必須工事の「①開口部の断熱改修」をしたものとみなされるようです。
つまり、他の必須工事(②または③)を満たしていれば、子育てグリーン住宅支援事業への申請も可能となります。
住宅省エネキャンペーン2025の他事業において補助金の交付決定を受けている場合、「子育てグリーン住宅支援事業」における必須工事に相当するリフォーム工事を行ったものとして取り扱います。具体的には、「窓リノベ2025事業」の交付決定を受けている場合は、不足する必須工事「①開口部の断熱改修」を行ったものと取り扱います。
ただし、工事発注者(共同事業者)と対象住宅が同じであり、本事業へ申請する補助額が5万円以上である必要があります。
※参考 子育てグリーン住宅支援事業 よくある質問(https://kosodate-green.mlit.go.jp/faq/)
どちらに申請するべき?補助額や要件の違いに注意
窓やドアの断熱工事は、先進的窓リノベ2025事業の方が高性能な製品を前提としており、補助額が大きくなるケースが多いのが特徴です。
ただし、両制度で補助対象となる製品や契約条件、着工時期などの要件が異なりますので、どちらの制度を利用するのが有利かは事前の比較が欠かせません。同じ工事内容でも補助額が変わる場合があるため、施工業者に相談しながら、最適な申請先を見極めましょう。
子育てグリーン住宅支援事業について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
「子育てグリーン住宅支援事業」の具体的な内容や、補助金を受け取るための条件について詳しく解説します。
その他の補助金との併用について
先進的窓リノベ事業は、国が実施している他の補助金制度との併用が原則として認められていません。ただし、以下の条件をすべて満たす場合には、併用が認められることがあります。
- ● 工事請負契約が別であること
- ● 工期が異なること
また、地方公共団体が行っている補助金制度については、国費が充当されていないものであれば、併用可能なケースもあります。自治体の補助金は条件や申請時期が異なるため、最新の情報を各自治体の公式サイト等で確認するようにしましょう。
補助金は課税対象になる?
工事を発注した個人(消費者)が補助金を受け取った場合、そのお金は原則として一時所得に該当します。そのため、一定額以上受け取った場合には、税務署への申告が必要になる可能性があります。
ただし、先進的窓リノベ事業の補助金は、所得税法第42条第1項(国庫補助金等の総収入金額不算入)に規定される「国庫補助金等」に該当します。所定の手続きをすれば、所得から除外できる場合もありますので、詳細は税務署や税理士に相談することをおすすめします。
また、補助金と住宅ローン減税などを併用する場合には、補助金相当額を住宅の取得価格等から差し引いて申告する必要がある点にも注意が必要です。
来年(2026年)以降も同様の制度はある?
2026年以降に「先進的窓リノベ事業」と同様の補助制度が継続されるかどうかは、現時点では発表されていません。ただし、同様の事業が実施される可能性はあります。政府は住宅の省エネ化を強く推進をしているからです。
なお、先進的窓リノベ事業は2024年にも実施されましたが、2025年版では補助金額などに一部変更が加えられています。
制度は毎年見直される可能性があるため、利用を検討する際は必ず最新情報を確認しましょう。
4.まとめ
本記事では、2025年の「先進的窓リノベ事業」について、その目的や補助金額、対象工事の内容、申請条件、他制度との併用可否などを幅広く解説しました。
断熱性能の高い窓へのリフォームは、国が後押しする補助制度を活用することで、費用を抑えながら快適な住環境を実現する大きなチャンスとなります。
世界的にも省エネやカーボンニュートラルが重視されていますが、日本の住宅市場においても今後重要になるのが省エネ性能の高い住宅です。国や自治体もさまざまな補助金制度でその推進をバックアップしています。
断熱リフォームは住宅の快適性を高めるだけでなく、光熱費の節約や結露・カビの防止など多くのメリットがあります。
最大200万円の補助金をもらえる先進的窓リノベ事業を活用して、健康で快適な暮らしを実現させましょう。
ところで、2025年4月から、すべての新築住宅に省エネ基準適合が義務化されました。一定以上の省エネ性能は保障される一方で、価格が心配という方も多いのではないでしょうか。住宅価格の高騰は今後も続く見通しです。
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