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「そろそろ住宅のリフォームを考えているけれど、自己資金がないから出来ないかも」「リフォームローンってどんな商品なんだろう?」とお考えの方は多いと思います。
今回は、リフォームローンについて、初心者の方向けにわかりやすく解説します。
リフォームローンの特徴やメリット・デメリット、審査の流れ、減税・補助制度などについて解説しますので、リフォームをお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
目次
1. リフォームローンの特徴は?
リフォームローンの特徴や住宅ローンとの違い、無担保と有担保について解説します。
リフォームローンとは?
リフォームローンは、住宅の改修や修繕・増改築・リノベーションなどを行う際に必要な資金を借り入れるためのローンです。
例えば、以下のような工事でリフォームローンの借り入れが可能です。
- ● キッチンやバスルームなど水回りの工事
- ● 室内のフローリングの張り替え
- ● 屋根や外壁の修繕
- ● バリアフリー化のための工事
- ● 庭の造園
- ● 断熱材の追加やエコ改修
- ● 大規模な増築や改築工事
- ● 太陽光発電の購入や設置
これらのリフォームを行うことで、住宅の資産価値を高めることができます。
「工事費用が高いから自己資金では難しいかも」とお考えの方もいらっしゃると思いますが、リフォームローンを上手く使えば、自己資金が少なくてもリフォームを実現することができます。
リフォームは、住宅の価値を上げて生活の質を向上させる効果も期待できます。長期的な視点で見ても価値のある投資といえるでしょう!
リフォームローンと住宅ローンとの違いは?
リフォームローンと住宅ローンは、どちらも住宅に関わるローンですが、どのような違いがあるのでしょうか?
リフォームローンと住宅ローンの主な違いは以下のとおりです。
リフォームローン | 住宅ローン | |
---|---|---|
借入目的 | 住宅の改修・修繕のため | 住宅購入のため |
借入金額 | 10万円~最大1,000万円程度 | 50万円~数億円程度 |
借入期間 | 6か月~15年以内と短め | 20~35年超と長め |
担保 | 商品ごとに異なる | 必要 |
団体信用生命保険 (団信) |
商品ごとに異なる | 基本的に加入する |
以上が、リフォームローンと住宅ローンの主な違いです。特に、借入目的・借入金額・借入期間が大きく異なります。
担保については「無担保と有担保の違いは?」で詳しく説明しますが、リフォームローンは基本的に無担保で借りることができます。
団体信用生命保険(団信)については、住宅ローンでは加入する場合がほとんどですが、リフォームローンの場合は任意で加入する場合が多いです。
詳しくは金融機関によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。
無担保と有担保の違いは?
担保とは「物件や資産を金融機関に提供することで、貸し手が借り手の返済を保証する仕組み」のことです。
万が一、返済ができなくなってしまった場合、金融機関に担保を渡すことによってローンが清算されます。住宅ローンの場合は、住宅を担保に入れることになります。
一方、リフォームローンでは担保を入れなくてもローンを組むことができる無担保ローンと、住宅を担保に入れる有担保ローンがあります。
リフォームローンの無担保ローン・有担保ローンの特徴は主に以下のとおりです。
無担保ローン | 有担保ローン | |
---|---|---|
手続き | 手続きは簡単。迅速に資金調達できる | 手続きが面倒。資金調達まで時間がかかる |
金利 | 金利は高めに設定される | 金利は低めに設定される |
どんなリフォームに 向いてる? |
数百万円くらいの小規模なリフォーム | 1,000万円以上の大規模なリフォーム |
以上が、無担保ローンと有担保ローンの主な特徴です。
無担保ローンは担保を提供する必要がないため、登記などの手続きが不要になります。
申込から契約までのスピードが速く、迅速に資金を調達できるのが特徴です。
金利が高めに設定されていますが、水回りや外壁塗装など数百万で行う小規模なリフォームの場合は、無担保ローンを選ぶことをおすすめします。
一方、有担保ローンは住宅などの担保を提供することによって借り入れを行います。
そのため、無担保に比べて金利が低めに設定されて借り入れ可能額も大きくなります。しかし、担保を提供するための手続きが必要で、審査も厳しくなることが一般的です。
増築・改築など間取りを大きく変更するような大規模なリフォームの場合は、有担保ローンを選択するのが良いでしょう。
2. リフォームローンのメリット・デメリットは?
リフォームローンのメリットは、以下のとおりです。
- 1.少額からの借入ができる
- 2.住宅ローンと併用できる
また、デメリットは以下のとおりです。
- 1.金利が高い
- 2.借入金額が少なく、返済期間も短い
リフォームローンのメリットとデメリットについて、それぞれ詳しく解説します。
メリット① 少額からの借入ができる
リフォームローンは、住宅ローンと違って少額からでも借入が可能です。
住宅の築年数が経ってきた時に必要な、小規模なリフォームや修繕にも適しています。
例えば、キッチンやバスルームの部分的な改修・壁紙の張り替え・床のリフォームなど、比較的少額で済むリフォームでも利用することができます。
急な修繕が必要になった場合でも、手軽に資金を調達することが可能なのがメリットです。
メリット② 住宅ローンと併用できる
リフォームローンは、現在借りている住宅ローンと併用して利用することが可能です。
住宅ローンの残債がある状態でも、新たにリフォーム資金を調達できるため、家の価値を向上させるためのリフォームを行いやすくなります。
また、金融機関によっては、住宅ローン契約者を対象としたリフォームローンの優遇金利を適用している場合もあります。
すでに住宅ローンを契約している方は、同じ金融機関でリフォームローンについての相談をしてみるのもよいかもしれません。
デメリット① 金利が高い
リフォームローンの金利は、一般的に住宅ローンよりも高めに設定されています。
これは、リフォームローンが無担保で提供されることが多いためです。金利が高い分、当初の予算よりも返済総額が増えてしまう可能性があります。
また、住宅ローンとリフォームローンを併用する場合、月々の返済額が増えてしまうことになります。
リフォームローンを利用する際は、金利の比較や返済シミュレーションを行い、無理のない返済計画を立てることが大切です。
デメリット② 借入金額が少なく、返済期間も短い
「リフォームローンと住宅ローンとの違いは?」でもあったように、住宅ローンと比較すると、リフォームローンは借入金額が制限されることが一般的です。また、返済期間も短めに設定されることが多いです。
増築・改築など間取りを変更するような大規模なリフォームを検討している場合は、金額によっては住宅ローンの借り換えや増額などを検討する方が適しているかもしれません。
リフォームローンを利用する際には、メリットとデメリットをしっかりと理解し、ご自身の状況に合った最適な選択をすることが大切です。
3. 各金融機関のリフォームローンを紹介
リフォームローンは、各金融機関によって商品内容が異なります。
借入金額・返済期間・金利の選択方法などが異なることが多いので、事前によく比較・検討をしてみるのがおすすめです!
リフォームローンを提供している主な金融機関は以下のとおりです。
- ● 三菱UFJ銀行
- ● 三井住友銀行
- ● みずほ銀行
- ● りそな銀行
- ● 横浜銀行
- ● 千葉銀行
- ● 常陽銀行
- ● 中央労働金庫(ろうきん)
- ● JAバンク
- ● イオン銀行
- ● 住信SBIネット銀行
これらの金融機関のリフォームローンについて、詳しく解説している記事はこちらです。ぜひ参考にしてみてください!
リフォームローンの選び方は?金利や担保・金融機関の特徴を解説
リフォームローンの特徴・金利や担保の有無、各金融機関の商品について詳しく解説します。
4. リフォームローン申込の流れ
リフォームローンの申込の流れや審査について詳しく解説します。
まず、実際に金融機関にリフォームローンを申込む前に、リフォーム内容・業者の決定、見積りを取りましょう。
リフォーム内容が決まる前に、事前審査に申込可能な金融機関もありますが、本審査の際はリフォームの書類が必要になります。
また、事前に工事箇所が決まっていても、追加の工事箇所・費用などが発生する場合もあります。
早めにリフォームの内容を決定し、一体どれくらいの資金が必要なのか?を明確にしておきましょう。
次に行うのは、WEBでの事前審査(仮審査)申込です。
リフォームローンの事前審査(仮審査)は、ほとんどの金融機関においてWEBから行うことができます。スマホやパソコンを使って、24時間申込が可能です。
事前審査(仮審査)は、最短即日~数日ほどで結果が出ます。
その後は、本審査・書類提出になります。本審査もWEB完結する場合もありますが、店頭窓口で手続きを行う場合もあります。金融機関によって異なりますので注意しましょう。
本審査では、より詳細な個人情報と書類の提出が求められます。具体的には、以下の書類が必要になります。
- ● 本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
- ● リフォームに関する契約書や見積書
- ● 収入証明書
リフォームの金額・工事内容・施工会社など、資金の利用用途がわかる見積書等の書類が必要になります。本審査までに必ず用意をしておきましょう。
審査が完了し、承認されると融資の実行が行われます。
通常、融資金は申込者の指定口座に振り込まれますが、場合によってはリフォーム業者に直接支払われることもあります。この点は金融機関によって異なるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
融資が実行されたら、リフォーム工事を開始することができます!
リフォームローンの申込~融資実行までは、一般的に数日から数週間程度かかることになります。
審査がスムーズに進むために、必要書類を早めに準備して正確な情報を提供するようにしましょう。
また、金融機関によって審査基準や融資条件が異なるため、複数の金融機関を比較・検討することをおすすめします。
各金融機関のリフォームローンについて、詳しく解説している記事はこちらです。ぜひ参考にしてみてください!
リフォームローンの選び方は?金利や担保・金融機関の特徴を解説
リフォームローンの特徴・金利や担保の有無、各金融機関の商品について詳しく解説します。
5.リフォームの減税・補助制度はあるの?
リフォームの際に利用できる減税や補助制度について紹介します。
リフォームの減税制度について
リフォームを行った場合、条件を満たすと所得税や固定資産税を減税できる可能性があります。
国土交通省の「リフォーム減税制度とは」によると標準的な工事費用相当額から補助金等を引いた金額が工事メニュー毎に50万円以上である場合は、リフォーム促進税制が適用される可能性があるとのことです。
(参考URL) https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001760640.pdf
また10年以上の住宅ローンを利用してリフォームした場合は、住宅ローン減税(増改築)が適用される可能性があります。
とはいえ、自分が行うリフォームは適用されるのだろうか?と、わからない方も多いと思います。
まずは、国土交通省のサイト内にある「改築工事フローチャート」で、減税制度を利用できるかどうか調べてみましょう。
(参考URL)https://forms.office.com/pages/responsepage.aspx?id=tHnszZFsA028z7Rz1aWXooGzol5WeNJOj2eDMHDBV9tUODRUNzVVQlgzSFNNVlhDT1VOVU5RTFdNMy4u
もし適用される場合は、国土交通省の「住宅リフォームにおける減税制度について」から必要書類をダウンロード・記入し、確定申告の際に提出してください。
耐震、バリアフリー、省エネ、長期優良住宅化などさまざまなリフォームで減税制度が適用されますので、一度確認してみることをおすすめします。
(参考URL)https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000249.html#shotoku2
リフォームの補助制度について
リフォームの補助についても、国や各地方自治体でさまざまな種類の制度を取り扱っています。
今回は「住宅省エネ2024キャンペーン」について紹介します。このキャンペーンは、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、家庭部門の住宅省エネ化を支援する4つの補助事業の総称です。
適用される補助事業は以下の4つです。
(参考URL)https://jutaku-shoene2024.mlit.go.jp/
子育てエコホーム支援事業
子育て世帯・若者夫婦世帯による、省エネ性能を有する新築住宅の取得・省エネ改修等に対して支援
(参考URL)https://kosodate-ecohome.mlit.go.jp/
先進的窓リノベ2024事業
断熱窓への改修を促進し既存住宅の省エネ化を促す
(参考URL)https://window-renovation2024.env.go.jp/
給湯省エネ2024事業
高効率給湯器の導入支援・普及拡大
(参考URL)https://kyutou-shoene2024.meti.go.jp/
賃貸集合給湯省エネ2024事業
賃貸集合住宅に対する小型の省エネ型給湯器の導入支援
(参考URL)https://chintai-shoene2024.meti.go.jp/
4つの事業ごとに、予算や補助条件が定められています。こちらの事業に関連するリフォームを検討中の方は、ぜひサイトをチェックしてみてください。
また、このキャンペーンは予算が上限に達すると終了します。(2024年度は遅くとも2024年12月31日まで)
詳細は変更になる場合もありますが、毎年実施されているキャンペーンです。リフォームをお考えの方はぜひご確認ください。
6.リフォームローンのよくある質問
リフォームローンに関するよくある質問と回答をまとめました。
金利はどれくらいなの?
リフォームローンの金利は、金融機関によって異なりますが一般的には1.5%~4.5%程度が多いです。(2024年9月現在)
また、固定金利型と変動金利型のどちらを選ぶかによっても金利の高さは変わります。
リフォームローンを検討する際は、金融機関ごとの商品内容を事前に確認するようにしましょう。
審査基準はゆるいの?
リフォームローンは住宅ローンより借入金額が少ない場合がほとんどなので、審査も比較的通りやすいといわれています。
審査基準は金融機関によって異なりますが、一般的には以下のポイントが重視されます。
- ● 年収
- ● 勤続年数
- ● 信用情報
- ● 借入金額と年収のバランス(返済負担率)
特に、信用情報は重視されるポイントです。信用情報は、過去の借入履歴・延滞の有無などを確認するための重要な指標です。
リフォームローンは審査に通りやすいとはいえ、日常的にクレジットカードや他のローンの支払いを遅延なく行うことが大切です。事前にチェックしておきましょう。
7.まとめ
今回は、リフォームローンについての基礎知識、メリット・デメリット、審査の流れなどについて解説しました。
リフォームローンは、金融機関によって特徴が異なります。不安な点があれば、今回紹介した金融機関などに相談してみましょう。
住宅も年数を重ねるごとにメンテナンスが必要になります。必要に応じてリフォームやリノベーションを検討してみてください。
また、リフォームをお考えの方は、住宅の築年数も経ってきていると思います。住宅の購入や売却などもお考えになることも多いのではないでしょうか?
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