編集部厳選!マンション知識最前線!? 不定期
住まいサーフィン編集部

[第146号]マンション購入の失敗、第4位は立地条件: マンション購入の失敗ランキング 2016年版

2016年09月05日

先輩マンション購入者から生の声をもらった「実録!マンション購入の失敗談」。果たしてどんな失敗が多かったのでしょうか。1位から5位まで、ランキングでまとめてみました。マンション購入の失敗、第4位は立地条件でした。これからマンションを購入する人、同じ失敗を体験した購入者の両方にとって参考になるような「お悩み別対策」もお伝えしていきます。

駅から遠い・良い学校がない

マンション購入前の対策は?

マンションの立地で失敗したという意見の中で最も多いのは「駅から遠いマンションを購入してしまった」ということ。駅から遠いということは、交通面だけでなく、近くにスーパーや銀行などがないという不便さにもつながります。
駅から遠く、子供連れでの移動が大変だと嘆く人もいれば、近くに評判の良い学校がなかったと後悔する人も。
このように、子供が出来て生活環境が変わると、マンション選びの優先順位が変わるという話も多く聞かれました。エリアによっては保育園の空きがないなど切実な問題に直面することもあります。

購入したマンションは最寄駅まで徒歩12分なので、もう少し近ければ良かったと思います。買い物に出かけるにも最寄りのスーパーまで10分位歩かなければなりません。せめてコンビニでも近くにあったらな、と感じています。

出典元:https://www.sumai-surfin.com/k/201512/shikujiriFudousan/article/?id=89

もう少し駅に近ければ良かったと思います。近くに銀行がないため、少しの用事でも駅まで行かなくてはなりません。妊娠しているため、とくに坂道が辛いです。

出典元:https://www.sumai-surfin.com/k/201512/shikujiriFudousan/article/?id=116

近くの小学校の評判があまり良くないので、教育環境も考えて購入すべきだったと今は少し後悔しています。

出典元:https://www.sumai-surfin.com/k/201512/shikujiriFudousan/article/?id=130

駅近はマンションの命!

立地条件、特に駅からの距離はマンションの資産価値という観点では、かなり重要な要素です。もちろん駅近マンションは高額になりますが、駅から遠いマンションを選ぶときは、本当に良いのかということをよく考えることが必要でしょう。

環境は変化することを意識!

結婚、出産、リタイアなど人生のステージが変わると、生活環境も大きく変わります。これから子育てをしようと思っているなら、近くに保育園や評判の良い学校があるか、将来子供部屋を用意できるか、などを考慮したいものです。先輩ママの生活を参考にするのもいいのではないでしょうか。

地盤が脆弱!

地盤が弱い土地に建つマンションを購入し、失敗したと感じている人もいました。東日本大震災の後に液状化し、資産価値が低下したという人や 地盤の弱さに加えて、周辺地域は木造住宅が多く、震災時に火災の危険が高いとわかり、後悔するはめになった人もいます。

購入して1年後に東日本大震災があり、地盤の弱い地域なため、液状化してしまい、5年経った今でもマンションの価値が下がったままです。もっと地盤の良い地域に購入すればよかったと後悔しています。

出典元:https://www.sumai-surfin.com/k/201512/shikujiriFudousan/article/?id=141

マンション近隣は地盤の弱いところで、木造家屋が多いため、地震の際に火災の危険性が高いことがわかりました。関東の震災確率が高まっているので、事前に周辺の災害危険度を調査すべきだと思いました。

出典元:https://www.sumai-surfin.com/k/201512/shikujiriFudousan/article/?id=111

ハザードマップの確認を!

こうしたデメリット情報は営業担当者が伝えてくれないことが多いもの。市区町村で用意しているハザードマップを事前に確認することをおススメします。
また古地図を確認することも参考になるでしょう。川が流れていた場所ではなかったか、地盤のゆるい場所ではなかったかどうかなどの視点で見てみましょう。