編集部厳選!マンション知識最前線!? 不定期
住まいサーフィン編集部

[第132号]一軒家からマンションへ。物足りなかった収納を拡大!:リノベーション体験談

2016年07月20日

最近気になるリノベーションマンション。新築マンションや普通の中古マンションではなく、どうしてリノベーションマンションを選んだの?リノベーションマンションの購入を経験した先輩たちの体験とアドバイスをご紹介します。
今回のリノベーション体験談は「一軒家からマンションへ。物足りなかった収納を拡大!」です。

<今回のリノベ先輩>
築10年未満 中古マンション買ってリノベを依頼(50代前半 女性)
購入エリア:奈良県奈良市、
検討住戸:新築マンション、戸建て

好立地で充分な広さの築浅物件を購入

一軒家からマンションへ住み替えました。4LDKと広さ的には十分で、築年数も比較的新しい物件でしたが、収納場所が思ったよりも少なく使いづらかったため、若干の間取り変更を含めた部分的なリノベーションをすることにしました。
中古を買って自分でリノベーションしたのは、新築マンションよりも割安で、中古であれば立地や質も格段に良い物件を選ぶことができること、現状を実際に自分の目で見て判断することができるからです。新築マンションは仕様や景観など、モデルルームとパンフレットでイメージするしかないのが難点ですね。専有面積が広く、リノベーション向きの築浅物件はなかなか見つかりませんので、巡り合わせだと思います。

間取り変更をして、必要な収納スペースを確保!

収納スペースを広げることを主目的にリノベーションしました。和室の押入れと床の間をひと続きにし、隣の部屋との間仕切りにあった小さいクローゼットを吸収し、収納スペースを拡大しました。戸建ての時は、寝具などの収納場所は十分あり、作り付けの家具もあったので収納場所に困ることがなかったのですが、マンションでは収納スペースが少なく感じたのが理由です。部屋は少し狭くなりましたが、いい判断だったと思います。

理想の物件を求め、新たな購入も視野に

十分な資金があり、新築マンションで満足できる物件があればそれに勝るものはありません。ですが今回、予算と条件、こだわり箇所を決めて、現物を見て選べたことは良かったと納得しています。現在、リノベーションマンションも含めて転居先を物色しており、より条件の良い物件があれば購入を検討したいと思っています。
今回の物件で失敗したと思うことは特にありません。住み続けるのであれば、その時の状況に合わせてまたリノベーションをすればいいと思います。ただ、あまり古すぎる物件では、内装を変えても窓やベランダ、玄関周り、ドアホンなど共有部分の古さが際立つので、一棟リノベーションの物件の方が満足度は高いと思います。

また変えればいいと気楽に考えて

リノベーションで一番重要だと思うことは、これだけは譲れない点に関して妥協しないことだと思います。ただし、5年も使えば飽きもくるし、経年劣化は避けられないので、その時はまた変えればいいというくらいの気持ちで臨むことも必要だと感じました。また、マンション購入後のリノベーションの場合、リノベーションが原因で入居して早々にトラブルのないよう近隣住民に心配りを忘れないことは大切ですね。