最近気になるリノベーションマンション。新築マンションや普通の中古マンションではなく、どうしてリノベーションマンションを選んだの?リノベーションマンションの購入を経験した先輩たちの体験とアドバイスをご紹介します。
今回のリノベーション体験談は「自分たちのアイデアが形になる喜びを味わえるマイリノベ!」です。
検討住戸:戸建て
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リノベーションする世帯が多いから抵抗感なし!
- 結婚後、私と父が共同購入したマンションで夫婦のみで生活を送っていましたが、子供が生まれ、間取りなど不便に思うことが出てきました。子供が幼稚園に入るタイミングに合わせてもう少し住みやすい間取りにしようと思い立ち、全面リノベーションを決意しました。
他のマンションに引っ越すのではなく、ここでマンションリノベをしようと思ったのは、都心に近く交通の便が良かったことと、店などが多いわりに閑静で過ごしやすかったからです。また、ここは全体で700世帯以上入るマンモスマンションなのですが、管理組合もしっかりしていて、リノベーションの際のサポートにも期待ができました。築年数は35年以上と古かったのですが、周囲でスケルトンリノベーションに踏み切る世帯も増えていたので、リノベーション自体にあまり抵抗はありませんでした。 -
床を無垢材にして、子供にやさしく
- スケルトンリノベーションを実施しました。まず間取りは、従来細かく部屋が区切られていたのですが、開放的にするため、壁を取り払って広いリビングをつくりました。床を無垢材に変え、子どもが裸足で駆け回っても良いようにしています。水回りは配管から総取り替えをし、少しずつ広くゆったりめに作り直しました。その分キッチンは狭くなっていますが、玄関廊下から見て縦に配置したので目立ちません。
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リノベ済みマンションにはない面白さがある!
- 充実感を味わえたのは、自分たちであれこれ知恵を絞って出したアイデアがしっかり図面に落ち、職人さんたちの手によって具象化できたこと。出来合いのデザインマンションでは手に入れられない面白さを味わうことができました。リノベーションをして、気持ちも心機一転しました。
現在大変快適に生活していますので、不満に思うことはありませんが、苦労した点としては、限度のある予算をどの部分に割り当てれば良いのか、その点で頭を悩ませました。結婚式の披露宴と同じで、何でも良いものを付けたいと思うと、たちまち費用はうなぎ登りに増えてしまいます。どこをこだわり、どこをスタンダードで落ち着かせるか、しっかり考えておく必要があると感じました。 -
何を取って、何を捨てるか?
- スケルトンリノベーションの場合、間取りに関してはかなり自由がききますが、それでも水回り位置など、大きく動かせない部分もあります。また、バリアフリーにする場合、床をフラットにすると天井までの高さが低くなってしまうこともあります。最初は色々な願望を持って計画に入ると思いますが、すべてを叶えることは難しく、何かを取ると何かが犠牲になることも多々あります。何なら妥協できるか、何は譲れないのかをしっかり決めておくと良いと思います。