最近気になるリノベーションマンション。新築マンションや普通の中古マンションではなく、どうしてリノベーションマンションを選んだの？リノベーションマンションの購入を経験した先輩たちの体験とアドバイスをご紹介します。
今回のリノベーション体験談は「自然素材にこだわって、大満足の私流リノベーション！」です。
＜今回のリノベ先輩＞
築20-29年 中古マンション買ってリノベを依頼 （40代前半 女性）
購入エリア：神奈川県横浜市、
検討住戸：戸建て
検討住戸：戸建て
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自分好みの家をつくるなら、中古を買って自分でリノベーション！
- 結婚後ずっと賃貸マンションに住んでいましたが、消費税が5パーセントから8パーセントに上がることが決まったことなどをきっかけに、引越しの検討を始めました。もともと「自分好みの住宅を手に入れたい」という夢を強く持っていたので、比較的リーズナブルにそれを実現できそうなリノベーションという手法を選びました。
内覧に行った築25年のマンションは、充分な広さで、窓も多い開放的な雰囲気の角部屋でした。加えて、高台に位置しているためリビングからの眺望がとても良いこと、価格が予算内だったこと、購入前に依頼した住宅診断で特に問題が見つからなかったことが決め手となり、購入を決定。周辺の環境も静かで落ち着いており、「この場所なら好きになれそうだ」と思えました。また、2つの駅が利用可能という利便性の高さもポイントでした。 -
フローリングから建具まで全て天然木を使用
- 最もこだわったのは、「できるだけ肌触りの良い自然素材を使う」ということです。まず床にはウレタン塗料の塗られた合板フローリングが張ってありましたが、カラマツの天然木を使ったフローリングに変更し、自然塗料で仕上げました。その際防音対策のため、フローリングの下にゴム製の遮音マットを敷きつめました。ビニールクロスの壁には、上から卵の殻を主成分とした特殊な塗料を塗りました。また、建具は天然木の突板が張られた引き戸を新規で制作し、全て変えてもらいました。全体として、ナシュラルで飽きのこないシンプルな雰囲気の内装になったと思います。
間取りの面でもいくつかの変更を加えています。まず、ダイニングキッチンとリビングを仕切っていた壁を取り除き、一つの大きな空間として使えるようにしました。また隣の和室の襖を木製の引き戸に変更したり、畳をフチなしに変えるなどして、リビングから見えても違和感がないように統一感を出しました。さらにその和室の押し入れと床の間を取り除き、子供のおもちゃや洋服、布団などを全て収納できるような大きなクローゼットを作りました。 -
「中古を自分でリノベ」は重要な選択肢！
- 何といっても、自分の好みの空間や暮らし方を、良心的な価格で実現できるということが非常に魅力的です。住まいにこだわりがある人にとって、「中古物件を購入して、リノベーションを依頼する」というやり方は、これからますます重要な選択肢となっていくと思います。リノベーションという選択自体が失敗だったと感じることは、今のところありません。強いて言えば、入居後に家具を自分で壁に固定しようとしたところうまくいかなかったため、リノベーション時に家具の固定のことまで念頭に置いて壁の補強などの工事を依頼するべきだったと感じています。そういう点での見通しの難しさがリノベーションにはあるかもしれません。
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危険な中古を避けるために「住宅診断」のススメ
- 購入前に、できるだけ信頼できる会社を探して「住宅診断」をしてもらうことが大切だと思います。古い物件であればあるほど、部屋や建物がどれくらい古くなっているかを購入前にきちんとチェックすることが必要です。それによって、経年劣化が進んで危険な状態になっている住宅などを買ってしまう危険性は確実に低くなるでしょう。また、どんな点に注意してメンテナンスをするべきか、今後どんな修理がどれくらいのタイミングで必要になってくるかなど、診断して貰えばその時に詳しく教えてもらえます。