最近気になるリノベーションマンション。新築マンションや普通の中古マンションではなく、どうしてリノベーションマンションを選んだの？リノベーションマンションの購入を経験した先輩たちの体験とアドバイスをご紹介します。
今回のリノベーション体験談は「建物を見ないまま、まるごと1棟買って全館リノベってホント？」です。
＜今回のリノベ先輩＞
築20-29年 中古マンション買ってリノベを依頼 （30代前半 男性）
購入エリア：愛知県豊橋市、
検討住戸：中古マンション
検討住戸：中古マンション
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信用していた営業担当に言われるがまま1棟買い！
- 資産運用のために予算に合う不動産を探していたところ、取引先の銀行員に格安物件があると勧められたのが、築20年の中古マンションでした。信用していた営業担当ということもあり、実物を見ないままそのマンションを１棟まるごと購入することにしました。決め手は、総戸数が多く、月々支払っていく金額に対し家賃収入のほうが表面上多いということでした。ところが、売買が終わった後に初めて物件を見にいくと、至る所が老朽化し、なんと入居者は次々と退去して半数近くしかいないことが判明したのです。仕方なく、建物ごとリノベーションをすることに…。結局大金を使うことになり、現実は試算表通りとはなりませんでした。
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キッチンに白のクロスとタイルを張って部屋全体を明るく！
- 単身世帯用の部屋がメインのマンションですが、ユニットバスは水道管などの関係から変更できなかったので、クローゼットをなくして、その分居室の空間を広くしました。また、新しくミニキッチンを移設し、キッチンの床に真っ白なタイルシートを張り、デザインクロスを入れて部屋全体が明るくなるようにしました。居間の壁も白いクロスに全面張り替えしています。
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失敗から学んだことは、人を信用しすぎないこと！
- 正直、成功したとは思えません。想定外の費用を投じましたので、はっきり言って今の時点ではかなりの赤字です。ただ資産運用がどんなものかがわかったので、そういった意味では勉強になりました。一番の反省点は、売買が完了する前に物件を見に行かなかったことですね。もし見ていたら買っていなかったと思います。不動産売買は人を信用しきってしまうと、うまくいかないことのほうが多いということです。常に疑うわけにはいきませんが、慎重になるべきだと思います。
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おいしい話に乗る前に、もう一度冷静に考えよう
- あらゆる人は自分にとって利があるかのように話を進めてきます。ただそれは何故かを考えるべきだと思います。そんなにメリットがあるなら自分が購入しているでしょうから。冷静になって、そこからもう一度よく考えて、どうしても欲しければ購入、要らなければ流すのもよいと思います。チャンスはまためぐってきます。