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「リノベーション」の意味、知ってますか?
- ここ数年、よくリフォームとかリノベーションという言葉を耳にするようになりました。皆さんは「最近●●さんが自宅をリノベーションしたらしい」なんて話、聞いたことありませんか? 某住宅情報誌の調べによると、住宅購入者や購入予定者の95%が「リノベーションとは何かを知っている」と答えたそうです。
そんなこと聞くと、ちょっと焦りますよね。リフォームとかリノベーションという言葉は聞いたことあるけど、実は何だかよくわかっていない。古くなった物件を手直しをすることだろうけど、その先のイメージは沸かない、とか。。大丈夫!まだ間に合います。それどころか、この先あなたはちょっとした“リノベ通”になっているかもしれません。このシリーズでは、皆さんに様々なリノベーションに関わる情報をお伝えしていきます。 -
「リノベーション」と「リフォーム」の違い
- まずは、「リノベーション」と「リフォーム」の違いから説明します。
そもそも「リノベーション」と「リフォーム」には、はっきりとした言葉の定義はないそうです(結局みんな、なんとなーく使っていたんですね)。
ただ不動産業界では、「リフォーム」は現状の形状を大きく変えずに手直しを行う「現状復帰」、「リノベーション」は形状変更を伴う「再生」という理解が一般的のようです。キッチンの壁紙や水周りを直すなら「リフォーム」、間取りの変更など大幅な工事を行うなら「リノベーション」というわけです。ただし、「リフォーム」や「リノベーション」という言葉の使われ方はあいまいなため、実際に工事を依頼する場合はこうした用語だけではなく、具体的な内容をよく確認することが必要です。
皆さんは「古民家の再生」なんて言葉、聞いたことありませんか? そうそれは、主に古い戸建てをまるごとリノベーション、レトロな感覚に新しい息吹を吹き込んで再生させること。若年層を中心にここ数年、ちょっとしたブームになっています。これはマンションにも言えることで、比較的安価な古いマンションを買い、リノベーションやリフォームを行うことで、新築感覚を味わうことや自宅を自分流にカスタマイズすることが可能になる、というスタイルがマンション購入のひとつの選択肢になっているのです。うーん、なんだか夢が膨らみませんか?
[第91号]今が旬!リノベーションの魅力をとことん探る:リノベーションの魅力(第1回)
2016年06月20日