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住まいサーフィン編集部

[第54号]モデルルームへ行った後はどうするの?:モデルルームの見学お作法

2015年09月13日

一度モデルルーム見学に行ったその後って、どういう流れになるのか気になりますよね。
物件を気に入ったのであれば「再度見学に行く」「購入を決定する」、購入を見送りたいのであれば「お断りする」など、モデルルーム見学から購入までの流れをご紹介します。

■モデルルーム見学のその後

モデルルームへ見学に行き、気に入った物件が見つかれば購入決定となります。
具体的なお部屋の決定や資金計画、ローン商品の絞り込みなど、担当営業とのやり取りが始まります。

マイホーム購入の流れを、初心者の方でもわかりやすいように、順を追ってご説明します。

■希望住戸の絞り込み

希望の物件を見つけられた時には、具体的にどのお部屋にするのかを絞り込んでいきます。
この段階では、広さや間取り、階数、そして予算面を考慮して選択します。
お客様の希望の優先順位の高いものから、決定していきます。

■諸経費の支払い・確認事項

購入する物件やお部屋が決定すると、次は具体的な資金計画に入ります。
頭金や住宅ローンなど、住宅購入に必要な費用を一つひとつ確認していきます。

具体的な頭金の金額や借入額が決まっていない場合には、担当営業が試算を何パターンか提示してくれます。
教育ローンや自動車ローンなど、他にも借り入れがある方は、漏れのない資金計画を行うためにも、しっかりと伝えておきましょう。

■正式申込みと契約手続き

具体的な話がまとまり、購入が決定すると、契約の手続きに入ります。
契約に際して、申込金と手付金を支払います。物件によって金額は異なりますが、大体購入価格の1~2割程度で設定されています。

この時に住宅ローンの申込みも行います。
住民票や所得証明、印鑑証明などの書類提出が必要になるため、担当営業に前もって聞いておきましょう。
近年では、正式な売買契約前でも事前審査を行ってくれる金融機関が増えているため、購入予定の住宅ローンの可否が事前に判断できます。

■不足資金の入金

頭金の残額や登記費用などの諸費用を入金します。
契約時に手付金として支払いをしているため、差し引いた金額を入金します。

■内覧会~引渡し

竣工内覧会として、購入した物件を確認します。
部屋に入り、傷や設備など何か不具合がないかをチェックします。

そしていよいよ引渡しとなります。この時点で既に登記は完了しています。
しかし入居に際して、住所変更や電気、電話開通などの手続きは事前に自身で行う必要があります。

■事前確認を心掛ける

モデルルーム見学後に購入に至る際は、担当営業から購入の流れの指示を受けます。
必要書類や入居時期は、購入者自身にとって、現在の住居の退去手続きなどを伴う大きなポイントです。
「何が必要ですか」「いつ頃になりますか」など、事前確認をして前倒しに行動しておくことで、契約手続きをスムーズに進めることができます。