低金利が続く住宅ローン、最大400万円の住宅ローン減税、
マイホーム購入を検討されている方には、魅力的なメリットが満載の現在。
果たして本当に今が「買い時」なのか、どういった点に注目をして見極めれば良いのかをご紹介します。
今が買い時!?住宅ローン金利と変動、固定金利について
- 金利は上がる?物価上昇がこれから年2%?
- 「マイホームは今がまさに買い時」そういわれる理由は、政府が実施したゼロ金利政策にあります。 長引く景気の低迷から、金利が下げられる傾向にありました。 しかし少しずつ上向きを見せる景気から、金利上昇がすぐそこまで迫っています。 また、物価上昇目標年2%という政府の施策も影響しています。 これは、モノの値段、勿論マンションを含めて物価を毎年2%上昇させようということです。 これから値段が上がるなら、今が買い時、という事になりますね。
- ■住宅ローンを低金利で組めるメリット
- 具体的に金利が変わると、どんな影響があるのか調べてみましょう
<総返済額が変わる>
例えば3500万円の物件を35年の住宅ローンで返済するとします。 金利1%であれば約4200万円、金利2%にあがれが4900万円と、差額が大よそ700万円にも及びます。
<選択肢が増やせる>
金利が低いほど、借入額を増やすことができますのでマンション選びの選択肢が増えますね。 言い換えれば、今なら購入出来る物件が将来購入できなくなるかも知れません。
<税制優遇で負担軽減>
現在は住宅ローン控除により、年末のローン残高により最大合計400万円まで所得税の控除を受けることができます。 低金利かつ税制優遇のダブル効果で、返済負担が軽減されます。
<金利から税制優遇を引くと・・・>
仮に上記1%の場合、金利総額が約650万円、減税分は400万円ですので差引250万円となります。 住宅ローン減税、かなり大きいですよね。 - ■変動タイプを選んでも大丈夫?
- 住宅ローンの金利タイプには、変動金利型、固定金利型、固定期間選択型の3つがあります。 中でも最も低金利なのが、変動金利型であり、約8割の購入者が変動タイプを選択しています。 しかし、景気によって金利が変動していくこのタイプを選んでもリスクはないのでしょうか?
もちろん、いつ大幅な上昇になるのかというリスクは、常に付きまといます。 金利が見直されて上昇してしまえば、返済額は変わらないのに、元金が減らないという最悪の事態も想定されるでしょう。
しかし、固定金利で「もしも」を考えて、高い金利を払い続けるのは正直考えてしまいますね。 実際に変動金利での支払額が固定金利での支払い額を上回るには、 大きな金利上昇が無い限り、なかなか逆転をしません。
そんなこともあり、今は80%の方が変動金利を選択されているようです。
それでも迷ってしまった場合、実は住宅ローンを2つに分け、変動と固定の2つで借り入れることも可能です。 リスク分散という意味では、そんな選択肢も考えてみても良いかも知れませんね。 - ■最も大切なことは最悪のケースを考えておくこと 最も最悪なケースとは何でしょうか?
- それは、「売ってもローンが残ること」です。 正確にはローンの残りがその売却価格を上回ることです。 頭金がゼロで購入した場合は、暫くはこのケースが続くことになります。
なぜ最悪かというと、「売ってもローンを払えないので、売れない」 もしくは「売ってもローンだけ残る」ので、次の家の家賃やローンに、 売った家のローンも払わないといけなくなるためです。
そうならないためにも、資産性が高い、値段が下がりづらいマンションを 住まいサーフィンの儲かる確率でチェックしてみましょう。