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※画像 ハイムスイート相模原横山台公式HPより引用
災害に備えた新築分譲マンションが販売開始!
日本は地震大国です。あなたの住まいは、万が一の災害時に安心な防災設備が整っているでしょうか?
2024年5月13日、積水化学工業株式会社 住宅カンパニーは、防災力が強化された分譲マンション「ハイムスイート相模原横山台」(総戸数155戸)の販売開始を発表しました。
今回の記事は、「ハイムスイート相模原横山台」のスペックとマイホームの防災力について解説します。
目次
1. 「ハイムスイート相模原横山台」の特徴
防災力が強化されたマンションで安心・安全ライフ!
積水化学工業株式会社 住宅カンパニーは、安心・安全・快適でサステナブルなまちづくりを目指し、災害に強い製品開発で暮らしを守るプロジェクトを展開しています。
「ハイムスイート相模原横山台」では、戸建住宅「セキスイハイム」で培ったスマート技術やインフラ技術を中心に、災害に強い同社製品を採用したスマートでレジリエンスな分譲マンションとなっています。
どのような取り組みのされたマンションなのか詳しくチェックしていきしょう。
マンションスペック①スマート技術「IoT」を活用したアプリで暮らしをサポート
「IoT」とは、あらゆるモノをインターネットに接続する技術を指します。「ハイムスイート相模原横山台」では、この技術を用いた2種類のアプリを採用しています。
住民専用アプリ「NiSUMU(ニスム)」
このアプリでは、共用施設やシェア用品の予約、予約施設の扉が電気錠と連携されていることで、アプリから解錠が可能になります。スマートロッカー、家電リモコンとの連携もでき、人と接触することなく、アプリ1本で共有施設を利用することができます。
共用施設向けアプリ「Plus SUITE コンシェルジュ」
「NiSUMU」から行った共用施設の予約確認やマンションからの各種お知らせなども、タブレット端末から容易に確認ができます。チャット問い合わせも可能です。
スマートフォンで共有部分を閲覧可能
カメラが内蔵されているスマート街灯や防犯カメラから、共用部のライブ映像をスマートフォンで閲覧することができます。
元々マンションはオートロック設備が整っており、セキュリティ面から見て戸建てよりも安全なものですが、スマートフォンでマンション共有部分を確認できるこのマンションは、セキュリティ対策が万全といえるでしょう。
アプリで購入!無人コンビニの設置
設置された無人コンビニ「TUKTUK(トゥクトゥク)」にて、専用アプリを利用して軽食や飲料水を購入することができます。悪天候の日や夜間の時間帯でも、気軽に飲食物を購入できるのは便利ですね。
マンションスペック②災害時に安心な暮らしを提供
「ハイムスイート相模原横山台」では、防災力に優れたインフラが整備されています。
災害時対応型貯水システム「貯得」
地震を感知すると自動的に入水口を開け、貯水タンクに水を満水まで給水します。地震感知器・バックアップ電源装置を内蔵しており、災害時に断水するリスクを減らすことができます。
また、タンクの水を運ぶ配管も耐震型高性能ポリエチレン管となっており、震災時の配管の破損・漏水リスクを減らす工夫も施されています。
災害時の断水は生活に大きな支障になるため、このような貯蓄タンクが設置されているマンションは安心できるでしょう。
創エネルギー設置
太陽光発電システムや蓄電システムを導入し、停電時に共用部の電力を確保します。
マンションスペック③高台立地からの相模原の抜群な眺望と安全な立地
「ハイムスイート相模原横山台」の立地は、標高約122mの高台にあり、緑豊かな相模原の景色を堪能できます。周囲に高層ビルもないことから日当たりが良好です。また、高台に位置しているため、浸水想定区域を示すハザードマップでは浸水が想定されていない地位であり、浸水リスクも低い地域となっています。
マンションスペック④多彩な共用施設を設備
コワーキングスペースやパーティールーム、ゲストルームなど多彩な共用施設を備えていることも「ハイムスイート相模原横山台」の魅力です。
カフェのようなラウンジ「SUITE SALON(スイートサロン)」ではゆったりとしたソファでくつろぐことができます。ホテル仕様の「GUEST SUITE(ゲストスイート)」は、来客の宿泊スペースとして利用できます。
※画像 ハイムスイート相模原横山台公式HPより引用<
このように、「ハイムスイート相模原横山台」は最新技術を用いたスマートな暮らしができるほか、もしも災害が起こった際に安心なマンションだということがわかりますね。
次に、気になる物件概要と販売価格を見ていきましょう。
2. 「ハイムスイート相模原横山台」の物件概要と販売価格
物件概要
所在地 | 神奈川県相模原市中央区横山台二丁目4800-34(地番) |
---|---|
交通アクセス | JR横浜線「相模原」駅南口からバス約15~16分、「グリーンプール入口」バス停から徒歩6分 JR横浜線「相模原」駅自転車11分 JR相模線「上溝」駅徒歩19分 京王相模原線・JR横浜線「橋本」駅南口からバス約20分、「上久保」バス停から徒歩10分 |
敷地面積 | 6,129.06㎡ |
延床面積 | 12,355.45㎡ |
構造 | 鉄筋コンクリート造 (コンクリートの中に鉄筋を二重に配するダブル配筋を採用した耐震強度を高めた構造) |
階数 | 地上9階建て |
総戸数 | 155戸 |
病院・公園・小学校に徒歩4分以内の立地となっています。ファミリー層におすすめのマンションといえるでしょう。
販売価格
現在の販売戸数は下記の通りです。
先着順物件概要 | |
---|---|
販売戸数 | 3戸 |
販売価格 | 3,698万円~5,698万円 |
間取り | 2LDK~4LDK |
専有面積 | 61.72m²~79.69m² |
第1期2次 | |
---|---|
2次販売戸数 | 未定 |
予定販売価格 | 3,200万円台~6,700万円台 |
間取り | 2LDK~4LDK+DEN |
専有面積 | 61.72m²~89.08m² |
販売予定時期 | 5月下旬 |
※2024年5月21日現在時点の情報になります。
安心・安全な新築マンションでありながら、価格が比較的安いことも魅力的ですね。
3. 「ハイムスイート相模原横山台」の資産性をチェック
防災力の高い「ハイムスイート相模原横山台」の資産性が気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
当サイト住まいサーフィンでは、マンションの儲かる確率を簡単に確認することができます。
「ハイムスイート相模原横山台」の資産性が気になる方は、こちらをご確認ください。資料請求も可能です。
次に、相模原市の地震対策もチェックしていきましょう。
4. 相模原市の地震対策
「ハイムスイート相模原横山台」のある相模原市では、大規模地震はいつどこで発生してもおかしくない状況にあるとし、地震による人的・経済的被害を軽減するため、既存分譲マンションについて耐震診断から改修工事まで一貫した補助制度を行っています。
主な制度がこちらです。
無料の既存分譲マンション耐震巡回相談
建築政策課の窓口にて、市の職員が建築物の耐震に関する相談を受け付けています。事前の予約が必要です。
相模原市マンション耐震診断補助制度
既存分譲マンションの耐震診断に係る費用について、費用の一部補助を受けられます。
対象
- ● 市の耐震巡回相談を受け、耐震診断を行うことの決議書をお持ちの方
- ● 1981年5月31日以前に建築確認を得て、工事に着手したもの
- ● 鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造または鉄骨造のもの
補助金額
耐震診断に係る費用の6分の5以内の額で、上限5万円/1住戸が補助されます。 ただし、相模原市の予算の範囲内となります。
分譲マンション耐震改修補助制度
既存分譲マンションの耐震改修計画作成に係る費用と耐震改修工事に係る費用について、費用の一部助成を受けられます。
対象
- ● マンション耐震診断補助制度を利用し耐震診断を行ったのち、耐震改修工事が必要となったもの
- ● 耐震改修工事の補助について、市の補助を受けて改修計画を作成したもの
補助対象部分
住居部分が補助対象です。店舗などの用途部分は補助対象外です。※店舗と兼用している住居の場合は、店舗として用途されている部分が住居の2分の1未満であれば、補助が受けられます。
耐震改修計画作成費用補助額
作成に要する費用の3分の2以内の額で、上限5万円/1住戸が補助されます。ただし、相模原市の予算の範囲内となります。
耐震改修工事費用補助額
詳しくは、窓口に問い合わせが必要です。
耐震について補助を行っている相模原市は、マンションを購入して年月が経ち、耐震面の修繕が必要になっても安心できる自治体ですね。
5. マイホームに必要な防災力
最後に、マイホームに必要な防災力についてご説明します。
今回、防災力が強化された分譲マンション「ハイムスイート相模原横山台」についてご紹介しましたが、近年話題になっている省エネ住宅が、万が一の災害時に役に立つことをご存じでしょうか?
いざという時に、創エネルギー設備を整備した省エネ住宅は、電気の供給が止まらないため、防災力のある住まいになります。
そして今後は省エネを意識した住まいが重視される世の中になってきます。なぜなら国は、2025年度からすべての新築物件に対して「省エネ基準適合義務化」すると発表しているからです。
省エネ基準適合を簡単にご説明すると、以下の取り組みになります。
- ● 一次エネルギー消費量が基準値以下になること
- ● 外皮基準の表面積あたりの熱の損失量が基準値以下になること
一次エネルギーとは、石油、石炭、原子力、天然ガス、水力などを指します。家庭では一次エネルギーを変換・加工した電気、灯油、都市ガスなどの二次エネルギーが使われていますが、計量単位がそれぞれ異なるため、「一次エネルギー消費量」という統一の単位に換算し、総エネルギー消費量を基準以下にしようという取り組みです。この取り組みをすることで、限りあるエネルギーを効率よく使用し、環境を守ります。
また、外皮とは外壁・屋根・窓などの建物を覆っている部分のことであり、それらの熱の損失量を基準以下にすることで断熱性能を高め、外気温の影響を受けにくくします。
このように住まいを省エネ基準に適合させることで、無駄にエネルギーを使わず、建物によっては太陽光パネル等によりエネルギーを自ら創り出します。また、断熱性を高めることで暖かい住まい・熱をため込みづらい住まいを作り上げます。省エネ基準適合の義務化について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご一読ください。
しかし、省エネ基準適合義務化は対象が新築物件のみとなっており、既存の中古住宅は該当しません。
そこで既存の住宅も省エネを意識し、国や自治体はさまざまな補助を行っています。
例えば、下記のような補助金を受け取れ、省エネ住宅へとリフォーム工事することができます。
国の省エネに関する補助事業
- ● 住宅エコリフォーム推進事業(国交省)
- ● 長期優良住宅化リフォーム推進事業(国交省)
- ● 次世代省エネ建材の実証支援事業(経産省)
- ● 既存住宅における断熱リフォーム支援事業(環境省)
地方自治体の省エネに関する補助事業
- ● 省エネルギー及び創エネルギー機器等補助制度(東京都新宿区)
- ● 窓・外壁等の遮熱・断熱改修助成制度(東京都台東区)
- ● 地球温暖化防止設備導入助成事業(東京都江東区)
上記のご紹介した補助事業はほんの一部であり、国や自治体では省エネ改修に関する事業を多く行っています。ご興味のある方は、お住まいの自治体の事業を確認してみましょう。
また、当サイト住まいサーフィンでも「補助金を活用した最安リフォーム」について詳しくご紹介しています。ぜひこちらをご一読ください
6. まとめ
今回は、防災力が強化された相模原の新築マンションの特徴と相模原市の耐震補助制度、省エネ住宅が防災力アップにもつながることをご紹介させていただきました。
中には、防災力や省エネ住宅が気になりリフォームを検討してる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そして、いざ自宅のリノベーションやリフォームをしよう!と思っても、皆さんは以下のように思われたのではないでしょうか?
- ● 補助金の仕組みが複雑すぎて、何をどうしたら良いか分からない
- ● 補助金はもらいたいが、仕組みを理解するために学ぶ時間が取れない
- ● 業者に騙されたニュースを聞いたことがあり、少し怖い
- ● 実際にどの業者を選べば良いのか分からない
当サイト住まいサーフィンの会員からも同様の声を数多く頂戴しているので、これらを解決するためのノウハウを沖有人に相談できる沖サロンにて特別にお教えすることにいたしました。
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