田中和彦が斬る!関西マンション事情 不定期
田中 和彦

[第8号]ローレルタワー難波

2015年08月26日

【「なんば」からの程良い距離感】
ローレルタワー難波はJR「難波」駅徒歩1分。地下で直結している。梅田等への移動はJRではなく地下鉄各線「なんば」駅を利用することになるが、そちらへも地下街から徒歩2~5分で移動可能。雨の日も濡れる事無く駅までいける。そんな地下街に直結したマンションなのだが、猥雑な都心ではない。四つ橋筋をまたいで西側、ローレルタワー難波のある方のエリアは比較的落ちついた街並だ。うるさ過ぎず、しかし、離れすぎず。ほどよい距離にある。

【尖りすぎない程良いファミリー感】
丁寧に手入れされた敷地を囲う足下の植栽。柔らかな色合いの外観。エントランスに掲げられた館銘板にはクレヨンで書かれたような「LAUREL Tower NAMBA」の文字。「ローレルタワー難波」には都心のタワーに見られる「ギラギラとした威圧感」がない。斜め向かいの小さな公園や南側敷地にある24時間営業のスーパー等、建物周辺は、都心タワーというよりも、むしろ子育てファミリー的雰囲気である。アーバンライフとファミリーライフの共存だ。

【事業主の安心感も注目】
マンション名の「ローレル」は近鉄不動産の分譲マンションに冠された名称である。この「ローレルタワー難波」、実績のある分譲主というのも強みだ。近鉄不動産は2007年・2008年には近畿圏マンション供給戸数ランキングの1位となっているほか、「ローレルタワー梅田」「ザ・上本町タワー」「ザ・宝塚タワー」等人気エリアでのタワー実績も豊富だ。通常のマンションでもそうだが、都心の大規模タワーマンションであればなおさら「どこが分譲したか」という事もブランド価値の一部。複数ある難波のタワーマンションの中で選んでもらうための要素としては「近鉄の建てたタワー」というのは、実績そして地元企業という二つの意味で、強力な武器となる。

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この記事の編集者

田中 和彦

株式会社コミュニティ・ラボ代表。マンションデベロッパー勤務等を経て現職。
ネットサイトの「All About」で「住みやすい街選び(関西)」ガイドも担当し、関西の街の魅力発信に定評がある。

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