自宅を不動産投資のように提案している私としては、
要は「税制と金利」が有利な人が不動産投資では勝利者になると考えています。
その意味で一番強いのが、相続税対策であり、二番目は自宅投資で、
最も不利なのが個人不動産投資家となります。
相続税対策は、
「1億円のマンション投資で80%の評価減となり、
最高税率55%の方には4400万円の現金を生む
相続税節税の「特効薬」」
と言っているように、44%のキャピタルゲインをできる人が圧倒的に有利で、
買い進むことができます。
逆に考えると、自宅投資で譲渡所得が3000万円の控除を使って、
キャピタルゲインを得て、相続税対策の人に売却するのが最高のシナリオかもしれません。
その後も住み続けたいならば、売った相手と賃貸借契約を結べば
次の移転まで住み続けることができます。
こうした判断は親のお金をあてにして、
不動産取得資金の贈与や暦年贈与を駆使して行うこともできます。
ここで大切なのは相続人(もらう側)の提案力です。
年末年始は家族が一堂に揃う場なので、
「相続税対策」を一家のプロジェクトとして立ち上げ、
リーダーシップを取ることをお勧めします。
その際に、円満に進める手段として、本を書きました。
対策をした仲のいい家族はどうやって円満解決したかをエピソードを交えて展開しています。
必要であれば、私たちがバックアップして成功裡に終わらせることができます。
「相続税ゼロ! 揉め事ゼロ! 家族で取り組む相続対策」沖 有人著(幻冬舎)
http://www.amazon.co.jp/dp/4344971183/
読みどころは私が母に送った手紙の全文で、ドキュメントになっています。
[第432号]「年末年始は家族で相続税対策を」
2014年12月22日